イグニション・ポイントの多様な働き方改革:社員の声と制度の進化に見る新たな一歩

イグニション・ポイントは、Great Place to Work Institute Japan(GPTWジャパン)の「働きがいのある会社」ランキングで、従業員100~999名部門において9年連続でベストカンパニーに選出されました。その背景には、ワークライフバランス、年齢や性別を超えた公平な評価、新しい挑戦を讃える組織文化、そして適切な報酬と柔軟な制度整備があります。

参考:「イグニション・ポイント、「働きがいのある会社」ランキングで9年連続ベストカンパニーに選出」 

今回の記事では、イグニション・ポイントにおける働き方の実践とその制度的支援を、社員の生の声も交えて検証します。

    1. 「信用」「公正」「連帯感」が高評価を受けた背景
    2. イグニション・ポイント社員インタビューから見る働き方の実態
    3. 働きやすい環境の整備・制度の拡充
    4. 考察:イグニション・ポイントの働き方の今後の方向性

「信用」「公正」「連帯感」が高評価を受けた背景

2025年2月12日のGPTWジャパンによる発表では、イグニション・ポイントが「信用」「公正」「連帯感」の3要素で高評価を獲得しました。特に「仕事と生活のバランスをとるよう奨励している」「年齢に関係なく正当に扱われる」ことが評価理由とされており、制度面ではDE&I(ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン)ステートメント公開、生理用品の備品化、妊活・不妊治療支援、家事代行の導入など、社員一人ひとりのライフステージに応じたサポートが拡充されています。

参考:「イグニション・ポイント、「働きがいのある会社」ランキングで9年連続ベストカンパニーに選出」 

イグニション・ポイント社員インタビューから見る働き方の実態

イグニション・ポイント社員のリアルな声から、働き方の実態を見ていきましょう。

ワーキングマザー・ファザーの声

コンサルティング部門で活躍しながら、育児に励む社員の方々は、次のように語っています。

「コンサルティング部門で仕事と育児を両立されている方もいらっしゃって、多様な働き方ができる会社なのだという印象を強くしました。」

引用元:「イグニション・ポイント株式会社社員インタビュー」 

「育休を取得する社員や若手のパパが多く、互いに家庭の事情を考慮しながら業務を調整し、支え合える点が非常にありがたい」

引用元:「イグニション・ポイント株式会社社員インタビュー」 

これは、イグニション・ポイントに、育児と業務を両立しながらキャリアを継続できる環境が整備されている証左です。ワーキングマザーの数はまだ少ないそうですが、社内のママ会とつながり、協力しながら働ける風土が確立しています。実際、社員自身の認知として、「多様な働き方ができる」と実感できている点は重要でしょう。

支え合う文化に関する声

別の社員は、社員同士がサポートし合う風土について述べています。

「社員同士のコミュニケーションが活発で、互いにサポートし合う風土が根付いているため、コンサルタント経験がなくても成長意欲があれば活躍できる環境です。また、子育てと仕事を両立するメンバーが多く、リモートワークやフルフレックスを活用しながら家庭と仕事のバランスを取ることに理解が得られやすいです。私自身も、子供の保育園の送迎のために業務を離れることがありますが、そのような柔軟な働き方が認められる職場です。」

引用元:「イグニション・ポイント株式会社社員インタビュー」 

社員同士が思いやりを持って、連携する風土が確立されています。子供の保育園の送迎でどうしても持ち場を離れるタイミングにも、誰かが必ずサポートしてくれるため、業務に支障を感じさせずに済むでしょう。うしろめたさを感じずに、ライフワークバランスを充実させることが可能です。

若手社員の成長機会に関する声

組織の成長過程に携わる若手から、以下のような評価も聞かれます。

「成長過程にある組織で働くことには困難も伴いますが、それ以上に学びとやりがいが大きいと感じています。」
引用元:イグニション・ポイント株式会社社員インタビュー
 

この言葉からは、若手が自律的に学び、挑戦する文化が職場に根付いている状況がうかがえます。

働きやすい環境の整備・制度の拡充

イグニション・ポイントでは、働き方の多様性を保証するために、各種の福利厚生やサポート制度を充実させています。

 

・フルフレックス&リモートワーク:事情に合わせて出社/リモートを柔軟に選択可能

・副業容認:自身のキャリアやスキルを副業を通じて伸ばすことが可能

・出産・育児サポート:ベビーシッター利用補助、保育園優先入園制度など

・オフィス施設充実:フリードリンクやマッサージチェア、フリーアドレス制の導入

・有給休暇の取得しやすさ:「有給は取得しやすい雰囲気で、働きやすい」という社員の声も見受けられます

 

「上司と相談しながら自分らしい働き方を追求できる」「副業を認めてもらえることで、通常業務と並行して自己成長が可能」といった、多数のメリットが確認できる環境です。

 

また、プロジェクトによって業務負荷が高まる時期はあるものの、全社をあげて長時間労働の是正や休暇取得推進に取り組んでいます。

 

「若手社員の育成が追いつかない」「離職率が高い」といった課題も指摘されていますが、対策が進められているのも事実です。

 

社員の成長やキャリアパスを支える明確な制度拡充も、今後の発展に向けた重要なテーマですが、実際にどう制度を整備しているのか、具体的に見ていきましょう。

健康経営と制度の拡充

2024 年には、社員の心身の健康維持を目的とした制度を強化しました。具体的には、DE&Iステートメントの社内展開を始めとし、妊活・不妊治療支援、生理用ナプキンの備品化、家事代行支援といった、充実した福利厚生プログラムを導入しています。

これらは、従業員の多様なライフステージを包括的に支える制度設計と言えるでしょう。社員が快適に働ける環境を、非常に重視していることがうかがえます。

働きがいと公正評価の相関

評価制度が公正なものであれば、やりがいと組織への信頼が醸成されます。

GPTWジャパンのランキングにおいて、
「年齢に関係なく正当に扱われる」
「新しい方法や改善に挑戦している人が称賛される」
「働きに見合った報酬が支払われる」
といった点で高評価を得たのは、制度整備の効果が直結しているためと言えるでしょう。

考察:イグニション・ポイントの働き方の今後の方向性

イグニション・ポイントのインタビューやランキング分析から見えてくるのは、「単に制度が存在するだけでなく、実際に活用され、社員が効果を実感している」という構造です。ワーキングマザーの声や若手社員の実感は、その制度が単なる“お飾り”ではないことを示しています。

継続可能な働き方と知見の蓄積

今後の課題としては、制度設計の継続的改善と知見の蓄積が挙げられます。特に、育休後の復職支援やスキル習得支援の更なる精緻化、生理・妊活支援の対象拡大などは、今後の成長において鍵となるでしょう。

イグニション・ポイントの働き方を分析すると、次の3点が浮かび上がります。

①制度と社員の実感が一致している — GPTW評価だけでなく、社員の声に制度の効果を反映。
②多様なライフステージへの対応が進化 — 心身の健康を重視し、具体的サポートが導入。
③組織と個人の成長が共進 — 若手からベテランまで、挑戦と学びのサイクルが回っている。

今後も「ゆたかな人生のきっかけ」を理念に掲げる同社において、働き方は止まることなく進化していくと考えられます。変化する社会環境に柔軟に対応しながら、公正で信頼される企業文化の醸成に挑むイグニション・ポイントの姿勢は、次世代の働き方のモデルケースとして注目に値するでしょう。

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今回は、イグニション・ポイントの働き方について解説しました。

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