PEファンドのタイトル毎の年収レンジ【1億円を稼ぐ人の共通点・私生活とは?】

プライベートエクイティファンド(PEファンド)は一般的に高年収の職業として知られていますが、実際ポジションごとにどの程度の年収か、1億円に達するプレイヤーはどのような人たちなのか、ということはあまり知られていないでしょうか。

そこで、今回の記事では、PEファンドにおけるタイトル毎の年収、さらに1億円を稼ぐプレーヤーはどのようなタイトル、スキルを持つ人かをご紹介します。

【目次】

  1. 1億円以上の年収が見えてくるのはマネージングディレクター/パートナー
  2. マネージングディレクター/パートナーの仕事内容:モニタリングからリレーション構築まで
  3. 1億円プレイヤーは若いころに投資銀行・コンサルで徹底的にハードスキルを磨いている人が多い
  4. (おまけ)1億円稼ぐ方たちの私生活とは

1億円以上の年収が見えてくるのはマネージングディレクター/パートナー

PEファンドでは一般的に、

■アソシエイト→ヴァイスプレジデント→ディレクター→マネージングディレクター、もしくはパートナー

という形で職階が決まっています。ファンドによってはアナリストから始まるところもあり、アソシエイトとヴァイスプレジデントとの間にシニアアソシエイトを設けているようなファンドもあります。

アナリストという職階を設けているのは投資銀行では一般的ですが、PEファンドでは外資系の一部のファームでしか設けていないので、ここでは上記の一般的な職階によって年収レンジを書いていきたいと思います。

アソシエイトは日系が外資系のファンドかどうかで年収レンジは異なりますが、1,000万円~2,000万円のレンジに収まることが多いでしょうか。ただし、外資系のトップティアといわれるファンドの場合、シニアのアソシエイト(3年目以降)では2,000万円超の年収になるケースも多いです。

ヴァイスプレジデントでは、年収水準は基本的に1,500万円~3,000万円の水準で推移することが多い印象です。

さらに、ディレクタークラスでは2,000万円超~4、5,000万円の水準が一般的です。

そのため、1億円以上の年収が見えてくるのはマネージングディレクター・パートナーといわれる職階の方で、基本的には年収水準は3、4,000万円から1億円超の水準で推移します。

上記のように外資系投資銀行に匹敵するほど高年収のPEファンドではありますが、ボーナスの水準で各ファームで大きな差がつきやすいので上記のように年収レンジに差異が生じています。

ボーナスは基本的には年俸のXX%にキャリーボーナスが加算されて計算されますが、日系が外資系かで差異が大きいこと、またキャリーボーナスがアソシエイトから付与されるのか、VP以上から付与されるかによっても年収レンジは異なります。

アソシエイトでキャリーが付与される場合は、年収1,500万以上、2000万超に達するケースも多いです。

特にグローバルファンドの場合は、東京だけでなく、グローバルでみた場合の投資パフォーマンスが良ければ、ボーナスの水準も比較的高額になります。

また、キャリーのボーナス水準もグローバルの投資水準に合わせて付与されることが一般的なため、純粋な日本のファンドよりも報酬のプールが多くなる仕組みになっています。

基本的に高年収を維持したいのであれば、外資系に行くか、日系の大手に行くことが重要です。ファンドはビジネスモデル上、管理報酬によってファンドを運営する(人件費や賃料など)コストを賄っています。ゆえにファンドサイズが大きい方が管理報酬が大きくなり、キャリーで付与される部分も大きくなるためです。

マネージングディレクター/パートナーの仕事内容:モニタリングからリレーション構築まで

1億円以上のプレーヤーは基本的にはシニア以上のポジション(マネージングディレクターもしくはパートナー)になります。これらのポジションでは、原則としてファンドの経営者としてLPの投資家とコミュニケーションを取り、投資先の選定に責任を持ち、

・派遣取締役としてモニタリング
・投資委員会のメンバーとして潜在的な投資案件を精査
・ファンドとしてリターンが出るような投資先を見極める

といった監督をします。

他にも外部のPEファンドのシニアとリレーションを築き(共同投資等の可能性もあるため)、案件を紹介してくれるアドバイザーや投資銀行とも円滑な関係を築くなど、リレーション・コミュニケーションの構築を行います。

労働時間は自分でコントロールしやすくなりますが、基本的に投資先で問題が起こった際は最終責任者として差し迫った状況に置かれるポジションでもあります。

1億円プレイヤーは若いころに投資銀行・コンサルで徹底的にハードスキルを磨いている人が多い

1億円プレイヤーにたどり着くPEファンドのプロフェッショナルに共通する点として、新卒ないし20代に投資銀行や戦略コンサルティングファームでハードスキルを徹底的に鍛えている方が多い印象です。そもそも、PEファンドに入社するには、投資銀行やコンサルティングファームでのM&Aアドバイザリー経験が基本的には必須になるため、これらの分野で厳しくタフな業務経験を積むことが求められます。

コンサルティングファームでは、マッキンゼーやボストンコンサルティングのようなティア1の戦略系コンサルティングファームで経営戦略やPEファンド関連のプロジェクトを経験し、それなりにトラックレコードを積まれている方が多いでしょうか。海外のトップスクールでMBAを取得していたり、留学や帰国子女などの海外経験がある人も多いです。

(おまけ)1億円稼ぐ方たちの私生活とは

PEファンドで1億円以上を稼いでいるプレーヤーは若手ではなく、シニア層になるため、分かりやすい豪遊をするというよりは不動産を複数所有していたり、毎年家族で高給リゾートに行っている、乗っている車も高級車であったりするのが共通点でしょうか。

また住む場所も港区(六本木や麻布)、渋谷や新宿四谷などの一等地など多い印象です。家賃で言えば数10万から100万円単位の範囲になります。

着ているものについては、投資銀行やコンサルティングファームほどドレスコードの厳しい環境ではないため、高年収の職種・業界においても、比較的お洒落に気を使っている(例えばカフスボタンに光沢のあるジャケットなど高級感のある恰好をしている)方が多い印象です。

ただし、投資先の企業に会う時等は、失礼のないように華美な恰好は避け清潔感のあるスタイルにされる傾向にあります。

また、アソシエイトクラスの方からは、「一緒にディナー等を誘ってくれることもよくあり、あまり自分では行く機会のないお店で食事をしたりすることもある」という声をよくお聞きします。また「1億円以上稼ぐ方々は、そのレベルに達するまでに相当な努力と苦労をしている人が多いので、謙虚な人が多いです」という話もよくお聞きします。

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>PEファンドのキャリアに関する記事

公認会計士からPEファンドへのキャリアパス【入社前後に役立つスキル・経験】
https://www.axc.ne.jp/media/careertips/accountanttope

FASからPEファンドに転職して活かせるスキル・キャッチアップが必要なスキルとは
https://www.axc.ne.jp/media/careertips/fas_pe

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今回の記事では、PEファンドにおけるタイトル毎の年収、さらに1億円を稼ぐプレーヤーはどのようなタイトル、スキルを持つ人かをご紹介しました。

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