シグマクシスの特徴【年収・トップの経歴・転職事例まで徹底解説】

コンサルティング業界への転職を検討されている方にとって、数あるファームの中から自分に合った企業を見つけるのは簡単なことではありません。特に、戦略からテクノロジーまで幅広い領域を扱う「シグマクシス」は、そのユニークな立ち位置から「どんな会社なのか」「他のコンサルティングファームと何が違うのか」といった疑問を持つ方も多いでしょう。

この記事では、転職を検討されている方々に向けて、シグマクシスの実像を多角的に解説します。会社概要から、サービスの強み、年収、そして転職事例まで、徹底的に掘り下げます。

同社のユニークな「Co-Creation(共創)」のビジネスモデルや、独立系ファームとしての強みを理解することで、あなたのキャリア選択の一助となれば幸いです。シグマクシスへの理解を深め、より納得のいく転職活動を進めていきましょう。

      1. シグマクシスの特徴【会社概要~社員数~ビジネスモデル】
      2. シグマクシスの沿革
      3. シグマクシスの創業者と現CEOの経歴
      4. シグマクシスのサービス事例
      5. シグマクシスの年収
      6. シグマクシスへの転職事例
      7. まとめ:シグマクシスが描く未来と、コンサルタントとしてのキャリア

シグマクシスの特徴【会社概要~社員数~ビジネスモデル】

株式会社クニエ(QUNIE CORPORATION)は、NTTデータグループに属する総合コンサルティングファームです。設立は2009年で、本社は東京都千代田区大手町にあります。従業員は2025年現在およそ1,200名規模です。国内(東京・大阪・名古屋・福岡)にとどまらず、海外(タイ、インドネシア、ベトナム、マレーシア、中国)にも拠点を持ちグローバルに展開しています。ビジネス領域は経営戦略・業務改革支援、デジタル・IT領域、サプライチェーン、マーケティング等多岐にわたります。特にグローバル展開企業向けのプロジェクトや、DX(デジタルトランスフォーメーション)を中心としたコンサルティングに強みを持っています。NTTデータのネットワークを生かしつつ、少数精鋭で顧客密着型のサービス提供の実績が豊富です。

シグマクシスの沿革

シグマクシスは、ITコンサルティングファームとして設立されました。

  • 2008年5月:三菱商事とRHJインターナショナルの合弁によって設立。
  • 2011年7月:M&Aインターナショナルの日本総代表組織として加盟。
  • 2013年12月:東京証券取引所マザーズに上場。
  • 2014年10月:M&Aアドバイザリー事業の強化を目的に、株式会社SXAの株式を取得し連結子会社化
  • 2017年11月:マザーズから東京証券取引所本則市場第一部に市場変更。
  • 2019年2月:子会社・株式会社SXF設立。
  • 2021年4月:投資会社・株式会社シグマクシス・インベストメント設立。
  • 2021年10月:持株会社体制へ移行し、株式会社シグマクシス・ホールディングスに社名を変更。グループ管理体制を強化し、現在の組織へ至る。
  • 2022年4月:東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。

シグマクシスの創業者と現CEOの経歴

創業者・現会長の倉重英樹氏は、日本アイ・ビー・エム株式会社に入社し、同社取締役副社長となります。ジャスコ株式会社(現イオン株式会社)社外取締役や、日本テレコム株式会社(現ソフトバンク株式会社)取締役代表執行役社長などを経験。株式会社RHJインターナショナル・ジャパンの代表取締役会長を経て、シグマクシスの代表取締役CEOとなりました。2010年4月に、代表取締役会長に就任しています。2025年現在の代表取締役社長は、太田寛氏です。日本航空株式会社に入社後、プライスウォーターハウスコンサルタント株式会社とIBMビジネスコンサルティングサービス株式会社を経て、シグマクシスのパートナーに就任しています。2021年10月に執行役員となった後、代表取締役社長に就任しました。他にも取締役には、事業管理者やディレクター、広報マネージャーなどを経験した、多様なバックグラウンドの人々が就任しています。

シグマクシスのサービス事例

シグマクシスは、幅広い業界・企業に向けて以下のようなサービスを多数提供しています。

  • 全社デジタルトランスフォーメーション(DX)推進支援
    大手メーカーや流通小売業の全社DXを牽引。IT刷新だけでなく、業務プロセスや人材戦略、企業文化の進化まで包括的に支援。(例:大手総合商社、大手金融会社)
  • SaaS型ERPを活用した業務・システム・データの標準化

業界ベストプラクティスに業務を標準化させる「Fit to Standard」のアプローチで、システムを全社最適化。AIを活用した高度なデータ分析も実現させ、スピーディーな経営判断に貢献し、企業のトランスフォーメーションを支援。

  • 新規事業・共創プロジェクト
    パートナー企業と共に新規事業立ち上げのジョイントベンチャー設立に投資・経営参画。
  • 戦略~テクノロジーコンサルティング
    クラウド・データプラットフォーム“Snowflake”導入による、高いコストパフォーマンスでのデータの一元管理を支援。

参考:株式会社シグマクシス インタビュー

シグマクシスの年収

2024~2025年時点におけるシグマクシスの平均年収レンジは、775万円です。年収範囲は420万~2,000万円と幅広く、実力次第で高年収を狙えるでしょう。評価ポイントとしては、「成果主義かつ実力主義的な昇給・昇格」「一部年俸制」「パフォーマンスに応じたボーナス水準」が挙げられています。最新のリアルな年収の実態や、年収アップの具体的なポイントを知りたい方は、ぜひ一度ご相談ください。

出典:OpenWork

シグマクシスへの転職事例

(例1)40代前半 大手ソフトウェア企業(年収1,000万円):プログラムマネジメントオフィスの構築・運営
⇒マネージャー(課長クラス)/(年収1,200万円)として転職

(例2)30代前半 大手ソフトウェア企業(年収474万円):ソフトウェア・情報処理
⇒マネージャー/(年収非公表)として転職

まとめ:シグマクシスが描く未来と、コンサルタントとしてのキャリア

この記事では、シグマクシスの会社概要から、そのユニークなビジネスモデル、働く上での魅力までを幅広く解説しました。

シグマクシスの最大の強みは、クライアントとの「Co-Creation(共創)」を軸に、経営戦略から最新テクノロジーの活用までを一貫して支援する独立系コンサルティングファームである点です。特定のしがらみにとらわれず、顧客に最適なソリューションを提供できる自由度の高さは、他のファームにはない大きな魅力と言えるでしょう。

また、フラットな組織文化や自律性を重んじる働き方は、プロフェッショナルとして成長したいと考える人にとって理想的な環境です。高い年収水準もさることながら、自身のスキルや専門性を高め、社会に大きなインパクトを与えたいという意欲を持つ方には、これ以上ない舞台となるかもしれません。

コンサルタントとしてのキャリアを真剣に考えているなら、シグマクシスが提供する「共創」という新しい働き方を、ぜひ選択肢の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。

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今回は、シグマクシスの特徴について解説しました。

シグマクシスに興味をお持ちの方は、ぜひアクシスコンサルティングにご相談ください。


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