会社メールでの転職活動にご用心

こんにちは。
キャリアコンサルタントの最上裕司です。

今回は、転職活動中の方がついやってしまいがちな、会社メールを使った活動の注意点をお伝えします。

勤務先の会社メールを転職活動で使うのはNG

転職活動を行っているとき、さまざまな調整事にメールでのやりとりは不可欠です。

「毎日チェックするものだから」と勤務先の会社メールを使って転職活動をする人も一部にいらっしゃいます。

しかしながら、当たり前といえば当たり前なのですが、転職活動で会社メールを使うのはNGです。

会社のメールアドレスは、勤務先で業務のために使うツール。
プライベートで取り組んでいる転職活動に会社メールを使うのは、ルール違反ですね。

さらにほとんどの企業は、社員のメール履歴やサイトへのログイン履歴を管理しています。

そのため会社で転職関連の情報にアクセスしただけで、転職活動中であることが現在の勤務先に分かってしまうのです。

特定のキーワードをチェックする仕組みが施されていることもあります。
「会社のメールはいつ誰に見られてもおかしくない」
という前提で使うべきです。
会社メールでやり取りしないことはもちろん、転職サイトなども会社では見ない方が良いでしょう。

実際、会社メールを転職活動で使っていた候補者に連絡をとったところ、
当該企業より、
「うちの社員を引き抜かないでくれ」
という注意をいただいたこともあります。

我々が注意されるだけならともかく、転職活動をしていることが会社にばれてしまうというのはやはりリスクが伴います。

転職活動はあくまでプライベートの範囲で行うべきもの。
業務時間中の活動は注意しましょう。

転職活動ではビジネス用の個人アドレスを使おう

転職活動をしているのは、会社の社員としてではありません。

自分自身が行っていることですから、会社メールだけでなく、現職の署名を使うのもNGです。

プライベート用のアドレス以外に、転職活動で使うビジネス用のメールアドレスを用意しておきましょう。

自分の趣味が分かるアドレスやふざけたアドレスではなく、自分の名前を使ったシンプルなアドレスを作ってみてください。

G-MailやYahoo!メールなどのフリーアドレスを取得するのが、最も簡単な方法です。

アカウント名も、きちんと本人だと分かるよう、フルネームで設定しましょう。

業務時間中や昼休み中に、会社メールで転職活動を進めたい気持ちはよく分かります。

しかし、まずは現職を最後までやり切るつもりで仕事に集中してください。

我々キャリアコンサルタントは事情を把握していますので、終業後にフリーアドレスを使って連絡いただければ問題ありません。

焦らず、慎重に転職活動を進めて行きましょう。

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＞コンサルタントへのキャリアに関する記事

コンサルタントへ転職するための「志望動機書」の作り方【未経験～ファームtoファームまで】
https://www.axc.ne.jp/column/axis-column/2015/0713/264.html

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https://www.axc.ne.jp/column/2015/0410/16855.html

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https://www.axc.ne.jp/media/change-jobs-knowhow/Agenthowtouse

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今回は、転職活動中の方がついやってしまいがちな、会社メールを使った活動の注意点についてお伝えしました。

キャリアでお悩みの方は、ぜひアクシスコンサルティングにご相談ください。