コンサルタントの昇進・昇格から次のキャリアを考える

昇進・昇格の季節は、転職心が揺れ動く

昔転職支援をしたシステムエンジニアから聞いた話です。その方が勤めていた会社では、新入社員に情報処理資格の取得を奨励していたそうです。

問題は翌年の4月に起きました。どうも同期の数名が本社に呼ばれたらしい。後日分かったことですが、資格を取得したメンバーは昇格して、給与が5000円上がったのです。

戦慄が走ります。「試験結果だけで昇格かよ!」「仕事を一生懸命やっている人は損するだけじゃないか!!」

横並びの同期は早くも社会人2年目に差が出始めました。昇格の季節は、自分の立ち位置を知って心が揺れ動く季節です。

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コンサルティングファームの昇進時期は秋が多い

昇進・昇格は4月が一般的ですが、コンサルティングファームは秋が多い。背景は分かりませんが、これは業界の特徴的なところですね。コンサルタントがキャリアにおける自分の立ち位置を知る機会は、秋にやってくることが多いわけです。

「とうとうあの人が社長に…。これから大丈夫かな」「STAYか。昔の人は簡単にマネージャーになってずるいなあ」「これだけ要件を満たしているのに、どうしてシニアマネージャーに昇格できないの?」「評価は良いのに、TOEICスコアが足りないだけで…」

私もコンサルタントのキャリアサポートを13年間していますから、この季節の人の流れ、心の揺れ動きに何度も寄り添ってきました。

総じて言えることは、やはり実力のある方は、長期的に見れば皆昇格していきます。13年前の若手コンサルタントの方々、ちゃんと実力通りの結論になっています。

どんなに優秀な方であっても、失敗した一年が必ずあるようです。その時にたまたま周囲と差がつくと心を痛めるわけですが、よくない評価を得たときには、焦らず耐えることも重要です。

身近なライバルとの比較から抜け出してみる

しかし一度きりの人生。その瞬間を全力で生きているわけですから、長い目でと言われても簡単に受け入れられるわけはありません。「昇格できるときにしておかないとチャンスを逸す」という考え方もあります。

どうしても耐えられない場合には環境を変えることもありだと思います。同じ会社で部署を変える。転職する。

部署異動や転職するメリットの一つが、「比較される人間関係をリセットできる」こと。

身近なライバルとの相対評価があるからこそ、心が揺れ動くのです。だから部署や会社を変えてしまう。よく知らない人が昇格しても何も感じませんよね。

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選択肢があると知るだけで安心する

デメリットももちろんあります。慣れ親しんだ環境を手放してしまうことへの不安。しかし他人との比較に嫉妬し続けて、仕事に集中できなくなると、これはよくありません。本来の実力が発揮できません。

今そのような状況にいる方は、部署異動や転職という選択肢も頭に置いてください。そういう選択肢がある!ということを知るだけでも安心します。

転職活動をして「自分は他の会社から評価されている」と感じるだけでも違います。転職せずそのまま残っても、考え方が変わってくるでしょう。

評価の季節は、心の揺れ動く季節。それを自分なりにコントロールしなければいけない季節でもあります。

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アクシスコンサルティング

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3000名のコンサルタントの転職支援をしてきた人材紹介会社(転職エージェント)。
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