インダストリー4.0とは?働き方の変化とファームの動向

こんにちは。アクシスコンサルティングの河東(かとう)です。
今回のコラムでは「製造業界×コンサル」について考えましょう。テーマを語る上で欠かせない概念が、ドイツ政府が発表した「インダストリー4.0」。

インダストリー4.0とは、製造業にIoTを取り入れ、工場の作業の自動化などを目指す産業革命です。

「第4次産業革命」と訳され、水力・蒸気機関などを導入した第1次産業革命、石油と電力を導入した第2次産業革命、IT技術を導入した第3次産業革命に続く産業の変化を示します。
参考:総務省「(1)インダストリー4.0とは」『第1部 特集 人口減少時代のICTによる持続的成長』

今回のコラムではインダストリー4.0による働き方の変化に触れつつ、製造業界におけるコンサルティングファームの動向をご紹介します。

【目次】

    1. インダストリー4.0の働き方への影響により人のライバルは「デジタルテクノロジー」に
    2. イノベーションのハブになれるか
    3. インダストリー4.0の影響下で求められているのは従来と違う視点、スキルを持った人

インダストリー4.0の働き方への影響により人のライバルは「デジタルテクノロジー」に

「新しい技術や機械の進化が人に代わる」

これは今に始まったことではありません。

これまでもテクノロジーの進化により、手作業で行っていたことや身体的に負荷の高い力仕事などが機械に代替され、製造業の生産性は大きく向上してきました。

自動化によって作業効率を高めつつ、生み出された余裕時間はより創造的な業務にシフトしていきました。この流れを受けて、第4次産業革命(インダストリー4.0)も着実に進んでいますが、中心はインターネット、AIといったデジタルテクノロジー。「コンピューターによる自動化」が進んだ第3次産業革命と何が違うのでしょうか?

これまでは機械が「正確に作業する」ことを目的としていたものが、AIの活用によって「ナレッジ」が蓄積されると作業の正確性だけではなく、これまで人間が担っていた「経験」も機械に取入れられ、適切な判断によって省人化、無人化が進むと言われています。そのため、厳選されたエリートたちが、企画や戦略を練る一方で、ほとんどの労働者が役割分担のもと、指示されたことだけをこなす、という構図なるとも言われています。

昨今、「10年後なくなる仕事」「なくならない仕事」などのインターネット記事も話題になっていますよね。いまや雇用のライバルは人間だけではないのです。このような時流の中で、デジタルテクノロジーと「競争」するのではなく、「共創」できるスキルを養っていくことが求められます。

関連記事:Industry 4.0と違う!Society 5.0は時代を支える新テクノロジー【今後の採用ニーズ・未経験でもチャンス】

製造_IoTイメージ

イノベーションのハブになれるか

これに対して、一部のエリートに依存するのではなく、「個々人の潜在能力を最大限に引き出すやり方こそ日本企業が目指すべき道」としているのがローランド・ベルガーの「和ノベーション」という考え方。

従来の課題解決型のアプローチではなく、自らが変化を先導する担い手となり、「密度の濃い対話で結ばれた仲間企業と共にスピーディーに新たな価値を創造していく」ため、同社では相次いでモノづくりに強みを持った企業との業務提携を進めています。

例えば、新規事業を構築するというミッションについては、技術者ネットワークを持つアスタミューゼと連携して世の中のトレンド、ホワイトスペース、保有技術の活かし方などを絞り込みます。また、その事業を成長させるために、オープンイノベーションを支援するリンカーズと連携して企業マッチングを進めて加速させる・・・・等。

このネットワークにおいては、ローランド・ベルガーは未来構想、触媒機能を担い、他企業と連携して自社だけでは不可能だったスピードやレベルでイノベーションを導いていく。コンサル会社が主役ではなく、他企業との連携によってイノベーションを推進していくという新しいコンサルティングスタイルが今後主流になるのかもしれません。

ハブイメージ

インダストリー4.0の影響下で求められているのは従来と違う視点、スキルを持った人

今後も、製造業のすべての領域においてデジタル化(デジタライゼーション)が進むとされており、IoTで収集した膨大な量のデータをわかりやすく可視化するため、VR(Virtual Reality、仮想現実)やAR(Augmented Reality、拡張現実)などを実現するツールの提供やビッグデータ解析の高度化による故障予知ソリューションなど新しいサービスの創出に携わるチャンスでもあります。

戦略ファームの取り組み事例を挙げましたが、製造業に起こっている変化はコンサルティングテーマの変化でもあります。事実、製造業に注力しているコンサルティングファームの多くが、注力しているテーマとしてデジタルイノベーション、IoT推進、アナリティクスを活用した製品開発プロセスの改革など、インダストリー4.0への変化に対応していく内容が増えており、今後も強化していくようです。

日本の基幹産業である製造業に携わりたいという方は多くいらっしゃいますが、上述の通り、インダストリー4.0に対応できる方となりますと、IT経験者を優遇する傾向にあるようです。具体的には、コンサルタントの方はもちろんですが、SI企業においてSE、PMとして活躍されている方、社内IT経験者など採用枠は拡がっています。

具体的な採用例
・ERP導入コンサル(自社パッケージ)⇒ 大手外資系ファーム(製造業ユニット)
・SI(SE) ⇒ 大手日系ファーム(製造業ユニット)
・社内IT ⇒ 製造業特化型ファーム

また製造業で
・自社の業務改善、経営企画、事業企画
・生産管理、工程管理をされていた方
・物流管理をされていた方
・業界知見をお持ちの方
は、コンサル未経験でもミドルクラスの方まで採用枠が拡大しています。

具体的な採用例
・製造業(製品設計) ⇒ 大手外資系ファームPLMコンサルタント
・製造業(SCM) ⇒ 製造業特化型ファーム

日本の製造業を支えたいという方、は是非ご相談ください!

世界製造業競争力指数の参照元

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>DX関連分野におけるコンサルのキャリアパスに関する記事

株式会社シグマクシス 3Xシェルパ DXチーム インタビュー/“トランスフォーメーションドリブン”で未来を共創する
https://www.axc.ne.jp/media/companyinterview/sigmaxyz_3xsherpa_dx

マネージャー以上のコンサルが、DX推進部門に転職した際に身につけるべきこと
https://www.axc.ne.jp/media/careertips/consultant_manager_dx

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今回の記事では、インダストリー4.0と働き方への影響、ファームの動向についてお伝えしました。キャリアでお悩みの方は、ぜひアクシスコンサルティングにご相談ください。


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