アクセンチュアの特徴【会社概要・サービス・年収・転職事例まで徹底解説】

世界最大のコンサルティングファームとして知られるアクセンチュア。そのダイナミックな事業展開と先進的な働き方は、多くのビジネスパーソンから注目を集めています。本記事では、アクセンチュアの特徴について、会社概要からサービス事例、年収、独自の企業文化、転職者の経歴など幅広い観点から、徹底的に解説します。

    1. アクセンチュアの特徴【会社概要~社員数~ビジネスモデル】
    2. アクセンチュアの沿革
    3. アクセンチュアの創立者&現職CEOの経歴
    4. アクセンチュアのサービス事例
    5. アクセンチュアの年収
    6. アクセンチュアへの転職事例
    7. まとめ:アクセンチュアは常に時代の変化を先取りしイノベーションを創出

アクセンチュアの特徴【会社概要~社員数~ビジネスモデル】

アクセンチュアは世界最大級の総合コンサルティング企業であり、「経営コンサルティング」「テクノロジーサービス」「アウトソーシング」を三本柱としています。グローバルでは75万人、日本法人だけでも約25,000人と、圧倒的な人員規模を誇ります。

  • 拠点数:世界約50カ国に拠点
  • 日本法人所在地:東京都港区赤坂1-8-1 赤坂インターシティAIR
  • 従業員数:日本法人 約25,000人(2024年12月時点)

ビジネスモデルの特徴

アクセンチュアは次の5つの領域でサービスを展開しています。

  • ストラテジー & コンサルティング
  • テクノロジー
  • オペレーションズ
  • インダストリーX
  • ソング

戦略立案から実行、運用、保守までを一気通貫で支援できるのが特徴。近年はAI・DX・クラウド・クリエイティブにも注力し、End to Endの強力な体制を築いています。また、実力主義・フラットな企業文化(”Think Straight, talk straight”の徹底)もアクセンチュアならではです。

アクセンチュアの沿革

アクセンチュアの起源は、1913年に創設されたアーサー・アンダーセンに遡ります。コンサルティング事業部門の独立後、米国本社は2001年に「アクセンチュア(Accenture)」へと改称、日本法人も同年に“アクセンチュア株式会社”としてリスタートしました。

  • 日本での事業開始(東京事務所開設):1962年
  • 株式会社設立:1995年12月
  • アクセンチュアへの社名変更:2001年(グローバルでNYSE上場)

沿革からも分かる通り、「アーサー・アンダーセン」から分離独立という経緯を持つ特殊な歴史背景があり、現在はアイルランド法下のグローバル企業ですが、実質的な本社機能はシカゴ・ニューヨークが主軸となっています。

関連記事:「アクセンチュアの強みと魅力「デジタルテクノロジーを牽引する、世界最大級のコンサルティングファーム」」 

アクセンチュアの創立者&現職CEOの経歴

アクセンチュアの創立者は会計士アーサー・アンダーセンであり、社名も彼の名前を冠していました。現社名(Accenture)への転換とグローバル規模での急拡大を導いたのは、分離独立後の以下経営陣です。

グローバルCEO:ジュリー・スウィート(Julie Sweet)

  • 経歴:1968年生まれ。Cravath, Swaine & Moore LLP(米国大手法律事務所)のパートナー、2010年アクセンチュア入社、北米CEOを経て2019年9月よりグローバルCEO。
  • 特徴:アクセンチュア史上初の女性CEO。法務バックグラウンドでコンサルタント出身ではない異色の経歴。多様性推進、成長と変革志向のリーダーシップで注目されています。

日本法人代表取締役社長:江川昌史

  • 慶應義塾大学商学部卒業後、1989年アクセンチュア入社。2015年よりCMD(カントリー・マネジング・ディレクター)として日本法人トップを担当している。

アクセンチュアのサービス事例

アクセンチュアは幅広い業界を対象に、AI・DXを核とした事業変革/プロセス改革で数多くの納入実績を持っています。

アクセンチュアの代表的なプロジェクト

  • 資生堂:デジタルトランスフォーメーションの加速、新たな美容体験とウェルネス価値の創出を支援
  • 出光興産:AI活用によるタンクローリー配車最適化システム構築
  • 関西電力:全社DX推進体制の技術支援

このほか、自動車メーカーへのAR導入、地方銀行でのスマートフォン完結型デジタルバンク設計、バックオフィス業務自動化など、業種横断的なプロジェクト事例が豊富です。

アクセンチュアの年収

アクセンチュアの平均年収は約874万円です。年収幅は250万円~ですが、マネージャークラスでは上限9,200万円ほど役職・職種別の水準も突出していると言えます。

職種

平均年収

備考

コンサルタント

935万円

250万~6,000万円

エンジニア/SE

652万円

300万~1,800万円

アナリスト

570万円

400万~1,500万円

テクノロジー

877万円

450万~2,500万円

マネージャー

1,334万円

600万~9,200万円

出典:OpenWork

年収水準は外資/総合コンサル最大級にふさわしいですが、残業といった業務量に左右されるケースも多いと考えられるため、目安と捉えておきましょう。

アクセンチュアへの転職事例

(例1)20代前半 SIer/シニアコンサルタント(年収493万円):SAP再構築および全社業務効率化
⇒マネージャー・課長クラス(年収非公表)として転職

(例2)20代後半 ソフトウェア関連企業(年収500万円):システムの設計・開発・テスト
⇒年収456万円にてアナリストとして転職

(例3)40代前半 経営コンサルティングファーム/マネージャー・課長レベル(年収1,350万円):先端テクノロジーのトレンドを踏まえた技術戦略立案、IoT活用による新規事業の創出
⇒年収2,200万円にてシニアマネージャーとして転職

まとめ:アクセンチュアは常に時代の変化を先取りしイノベーションを創出

アクセンチュアは、その圧倒的な事業規模と、戦略からテクノロジー、アウトソーシングまでを網羅するサービスラインが最大の強みです。常に時代の変化を先取りし、イノベーションを創出してきた歴史は、今後のデジタルトランスフォーメーションを牽引していくでしょう。高い年収と、個人の成長を支援する企業文化は、コンサルティング業界でキャリアを築きたい方にとって、非常に魅力的な選択肢と言えます。

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関連記事:

アクセンチュアの強みと魅力「デジタルテクノロジーを牽引する、世界最大級のコンサルティングファーム」
https://www.axc.ne.jp/consul/map/general/accenture/feature.html

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今回は、アクセンチュアの特徴について解説しました。

アクセンチュア社に興味をお持ちの方は、ぜひアクシスコンサルティングにご相談ください。


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