総合ファームから戦略ファームにはどうしたら行けるのか?

総合系ファームのコンサルタントの方から、「次は戦略コンサルファームを目指したい」とご相談をいただくことがあります。

しかし、同じコンサルファームといえども、戦略系コンサルファームは募集も人数も少なく、採用要件が非常に高いことから、ファーム経験者でも多くの方が苦戦されるのが実情です。

そこで、今回は総合系コンサルファームから戦略コンサルファームへの転職を成功させるために必要な選考内容・対策、また戦略系コンサルファームの直近での採用動向についてお伝えします。 

【目次】

    1. 転職成功率は5%未満か。まずは志望動機の作り込みを
    2. ケース面接の「センス」が必要
    3. 「ピュア戦略」の筋肉が必要
    4. 最近の採用トレンドと重視される要素
    5. 本当に戦略でないとだめなのか?はもう一度再考を

転職成功率は5%未満か。まずは志望動機の作り込みを

「現状のスキルや能力であれば戦略コンサルファームに入社できる」とご相談いただく方が多いですが、実際のところ、例えファーム経験者でも、戦略系コンサルファームへの転職には非常に高いハードルが待ち受けています。

総合系コンサルファームの方が戦略コンサルファームへと転職される確率は弊社の肌感覚ではありますが、おおよそ5%未満でしょうか。

(逆に戦略系から総合系というキャリアパスが一般的であり、総合系に移りストラテジーチームを立ち上げるなどのケースはよくあるようです)

また、戦略系コンサルファームへの志望動機が「戦略系というブランドへの魅力・憧れ」にとどまる方も多く、十分な選考対策をせずに落ちてしまうケースも多いようです。

ケース面接の「センス」が必要

今日の市況感やトレンドも踏まえ、採用の入り口は以前よりは広くなっています。しかし、実際には書類選考が通過しても、ケース面接で落ちる方が多く見られます。

「ケースの対策をしてきたかは分かる。これはあまり評価の対象にはならない」

「模範解答は好まない」

「地頭やセンスを見ている」

など面接官からフィードバックをいただくこともあります。もちろん一定数の対策も大切ですが、戦略系ファームではそれ以上にその人の素質ともいえる部分も重要なようです。

「ピュア戦略」の筋肉が必要

「ゴールありきかどうか」

これが総合の戦略とピュア戦略の大きな違いという表現をよく聞きます。 

戦略系コンサルファームの戦略策定は、徹底的に事実を調べ尽くし「仮説⇒検証⇒提案」を何度も行い、論理的な正しさを追求します。求められているのは本人の素質ともいえる思考力の高さであり、ケース面接で地頭やセンスが評価される所以もここにあるでしょうか。

一方で、総合系コンサルファームの場合、自社のIT部門やソリューションにどう落とすかがゴールになる場面も多く、より具体的に実行フェーズまで見据えた提案を行うため、同じ「戦略」と言ってもそこで発揮する能力やスキルは大きく異なるようです。

実際に、ある戦略系コンサルファームの採用要件を見てみると、

  • 実務経験3年程度以上
  • 日頃から問題意識を持って仕事に取り組んできたか
  • 解決策を理論的に考え、提案出来るか
  • クリエイティブに状況打開できるか

など、実務経験の年数というよりも、何よりもロジカルに粘り強く課題を解決できる思考力が求められていることが分かります。この違いを普段から意識して、思考力を鍛えておくことが求められそうです。

最近の採用トレンドと重視される要素

Technologyの知見

現在、戦略系コンサルファームでも、デジタルチームを新設し、SEやSIer出身、ITコンサルなどの採用活動に力を入れています。

同様に、例えば実務経験がなくとも、Technology(AI、Analytics、Data Science、IoT)を大学時代に研究していた方、理系出身という方も、この部門の採用対象になるようです。

実際にある戦略系コンサルファームでは理系出身者向けの採用セミナーを開催しており、参加要件として、

  • 大学時代に理系を専攻され、現在理系職種【研究職・技術職・エンジニア】に就かれている方
  • 社会人経験1~5年

といった条件を設けています。

事業会社や官公庁での経験

事業会社で事業企画、経営企画、新規サービス立ち上げに関わってきた方の採用も積極的に行っているファームもあります。

ある戦略系コンサルファームでは採用の要件としてコンサル経験は求めず、むしろ大企業や官公庁等での実務経験を重視するケースもあります。

  • 大企業、官公庁等での勤務経験者。※業界、業種、コンサルティング経験や資格は不問
  • 発想の斬新さとそれを裏付ける緻密で論理的、分析的能力をお持ちの方

学歴

さらに、飛び道具としては、学歴があります。30歳・中堅ファームからでも、東京大学や京都大学出身であれば採用されるケースもあります。

本当に戦略でないとだめなのか?はもう一度再考を

総合系コンサルファームから戦略系コンサルファームに転職した場合、コンサル経験はあれど戦略系コンサルは未経験とみなされ、タイトルダウンする傾向にあります。

例えば、総合ファームのシニアマネージャー・年収1,400万円の方の場合、

  • 総合ファームでは、ディレクター・年収1600万円
  • 戦略ファームでは、コンサルタント・年収1,400万円

と言ったオファー内容になったケースもあります。

当然ですが、総合ファームの方が今までのご経歴がダイレクトに評価され、オファーもよい内容になることが多いようです。

内定獲得後にも、改めて本当に戦略でないとだめなのか?は再考をすることをおすすめいたします。

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今回は総合系コンサルファームから戦略コンサルファームへのキャリアパスを成功させるために必要な選考内容・対策、また戦略系コンサルファームの直近での採用動向についてお伝えしました。

戦略系コンサルファームの採用動向や要件は企業ごと、また時期によっても変わります。詳しい情報を知りたい方はぜひアクシスコンサルティングにご相談ください。

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