コンサルタントがファンドで活躍するために重要なこととは?

こんにちは、アクシスコンサルティングの福原です。

日頃コンサルタントの方々のキャリア支援をさせていただく中で、プライベートエクイティやベンチャーキャピタルなど、投資・ファンドのキャリアを視野に入れている方がかなり増えている印象を持ちます。

そこで、コンサルタントからファンドへのキャリアパスについてまとめた情報を、2回に渡ってお届けします。

前回はファンドへの転職フェーズにフォーカスし、ファンドを志望するコンサルに多い志望理由や、採用の実情についてお伝えしました。

前回記事:「コンサルから投資ファンドの転職で求められるスキルとは?」

今回はコンサルタントがファンドで活躍するためのポジション選びの方法についてお伝えします。

【目次】

    1. コンサルがファンドで活躍するためには?投資先の『バリューアップ担当』としてJoinする
    2. 「バイアウト前提ではないか、中長期の投資を前提としている」企業がコンサルにおすすめ
    3. 商社のバリューアップ担当という選択肢も「バイアウトの要素が少なくコンサルと相性が良い」可能性あり

コンサルがファンドで活躍するためには?投資先の『バリューアップ担当』としてJoinする

前回のコラムで、ファンドでは高いファイナンススキルが求められることをお伝えしました。投資銀行やFAS出身者の得意なフィールドであることから仮に内定を得られたとしても、パフォーマンスの出しにくい環境である可能性があります。

それでは、コンサルタントがファンドで活躍するためのポイントはどこにあるのか。それは投資先の『バリューアップ担当』としてファンドにJoinすることです。

『バリューアップ担当』は投資先の事業・業務の改善をすることがミッションであるため、投資モデリング等のスキルは求められず、コンサルタントにとって相性の良いポジションです。

「バイアウト前提ではないか、中長期の投資を前提としている」企業がコンサルにおすすめ

ただし、投資企業の業績を高め、バイアウトすることで収益を得るファンドにおいて、バリューアップを専門とするメンバーを採用する企業は多くありません。(安定的にバリューアップ担当者へ案件を提供できないため)

そこで、企業選びのポイントとして、【バイアウト前提ではない、もしくは中長期の投資を前提としたファンドかどうか】をチェックしてみてください。

例えば、

  • グロース投資(経営権を取得しない投資)のスタンスを持っている
  • 自己勘定投資をしている
  • 投資事業以外の収益モデルを持っている(ビジネスコンサルティング等)

といったファンドでは、比較的中長期的なスタンスでの投資が実行されるため、バリューアップ担当者にとって安定的に活躍ポジションが用意され、コンサルタントにとってパフォーマンスの出しやすい環境である可能性が高いと言えます。

※ちなみに、ファンドによってはバリューアップ担当にもバイアウト時にキャリーが発生する企業もございます!

商社のバリューアップ担当という選択肢も「バイアウトの要素が少なくコンサルと相性が良い」可能性あり

また、同様のキャリアとしては、商社においてもバリューアップ担当のポジションが出てきています。

旧来の卸売型のビジネスモデルから、企業投資により収益を得ていくモデルへと変化する中、「投資+バリューアップ」が商社の事業の核となってきていることから、これらを内製化する動きが加速しています。

商社も通常のファンドと比べてバイアウトの要素は少なくなるため、コンサルタントにとって相性が良いと言えそうですね。

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今回はコンサルタントがファンドで活躍するためのポジション選びの方法についてお伝えしました。

キャリアでお悩みの方はぜひアクシスコンサルティングにご相談ください。

 


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