【SEからITコンサルタントになるには?】転職前に確認したい「業務の違い」と「求められる経験」

現在SEとして働いている方で、ITコンサルタントを目指している方は多いのではないでしょうか。

しかし、現実的に両者の仕事の違いや、どのような経験が求められるのかについて正確に語れる方は少ないように感じます。

今回は、SEとITコンサルタントの違いや求められる経験について解説します。

【目次】

  1. SEとITコンサルタントの違いはシステム化の前後どちらに重点が置かれているか
  2. 両者の垣根はなくなりつつあるのが現実
  3. ITコンサルタントを目指すSEに大切なのは顧客折衝とマネジメント経験
  4. 面接前に自分の強い領域を再整理しよう

SEとITコンサルタントの違いはシステム化の前後どちらに重点が置かれているか

SEとITコンサルタント、業務範囲や役割など似ている部分が多く、明確に違うと言い切れないのが両職業です。

具体的な業務レベルでは重なる部分も多く、棲み分けは難しくはありますが、便宜的に区別すると下記のようになります。

ITコンサルタント

クライアントの経営課題について、具体的なITシステムの要件定義や設計に入る前段階で、業務を見極め、どの業務をシステム化し、どこは運用対処とする(システム化しない)のかを判断し、システム化全体の構想を練る

システムエンジニア

システム化範囲は決まっていて、その実現のためにはどのような製品や技術を使い、どのように具現化していくか、システムを実際に構築する

参考コラム:「SEとITコンサルが言う『上流工程』の違いと特色」

両者の垣根はなくなりつつあるのが現実

とはいえ、ITコンサル会社にも、実際にシステム構築のための設計、あるいは製造工程を経て、システムのリリースまでをおこなうところもあります。

またSIerと言いつつ、システム全体化構想、中長期IT戦略といった業務に踏み込んでいるところもあります。

そういう意味では両者の垣根は少なくとも明確に「これ」といったものはなくなりつつあります。

両者が互いの業務範囲に踏み込み始めたのには色々理由はありますが、大きな理由として、「売上規模」と「受注戦略」が絡んでいます。

ITコンサルがシステム開発フェーズに踏み込むのは「売上規模」、SIerがコンサルフェーズに踏み込むのは「受注戦略」が大きな要因です。

ITの上流の、プランニングだけで終わってしまうと、プロジェクト規模としては、数名からせいぜい10名程度で、比較的短期間のプロジェクト中心です。工数的には数人月~数十人月程度。

ところが、システム開発になると、数百人月という規模感はザラです。当然、売上規模感は巨大になります。

上場していて株主の目にさらされている企業などは、当然売上規模感も求めることになりますので、プランニングのみで終わらずに、インプリメントまでを手がけるケースが増えてきたのです。

一方、SIerがより上流のプランニングのフェーズに踏み込む理由ですが、あくまで獲りたい「果実」はシステム開発~運用である点はITコンサルと変わりません。

ただ、それを受託するために、より自社に有利に案件を落とし込めるように、手前の工程から入り込み、受注戦略の一環として手がけるようになったのです。

上記の事情から具体的な仕事内容として大きな違いがなくなってきているのが現実ですが、結論としては下記のように認識していただければ良いと思います。

ITコンサルタント

何をITで解決し、何を運用対処とするか、課題解決の「交通整理」をおこなう。

システムエンジニア

ITによる解決策について、いかに安く、早く、品質高く作るか、プランの「具現化」をおこなう。

ITコンサルタントを目指すSEに大切なのは顧客折衝とマネジメント経験

では具体的にITコンサルタントを目指すSEにはどのような経験が求められているのでしょうか。

ITコンサルタントとして、入り口で求められる経験としては、第一に、エンドユーザーとの折衝経験です。

顧客折衝経験は、必然的に俗に言う上流工程(企画・提案、要件定義など)の経験が問われてきます。

次にマネジメント経験が求められるため、PM・PLとしてプロジェクトをコントロールした経験は評価されます。

これは、SIやベンダーに指示をしながら、ITプロジェクトを取り仕切ることがITコンサルタントとして重要なミッションになるからです。

プライム(直請け)はもちろんのこと、2次請け・3次請けのSI、ソフトウェアハウスに籍を置いている方も、直にエンドユーザーとの折衝や上流工程を担当した経験を前面にアピールすることが重要になってきます。

参考コラム:【保存版】エンジニア(SE)からコンサルタントに転職・活躍するまでのAtoZ

面接前に自分の強い領域を再整理しよう

また、コンサルティング業界は、ソリューション軸とインダストリー軸でチーム編成されているため、何かしらのソリューション、インダストリーに強みを持つことも必要になってきます。

「自分の強みがどこにあるのか」今一度整理してみると、面接で上手くアピールできるでしょう。

参考コラム:コンサルタントへ転職するための「志望動機」の作り方【未経験~ファームtoファームまで】

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今回の記事では、SEがITコンサルタントになる方法をご紹介しました。

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