職務経歴書を毎年更新する

日々、様々なご人材とお会いできるのが我々の仕事。「この人すごいなあ」と感銘を受けることも多々あります。

Aさんとは、「今すぐ転職は考えてませんが、中長期的にキャリアを検討したく」ということでお会いしました。

アクシスは中長期的なお付き合いも大歓迎。転職云々抜きにして、キャリアについてどんなことでも構わないので相談していただくのはWELCOMEです。

職務経歴書を毎年更新する

Aさんは、毎年、職務経歴書を更新して、転職サイトに登録しています。

転職サイトに登録するとスカウトのメールが届きます。労働マーケットがどう変化して、自分のキャリアがどう評価をされているのかを、スカウトを通じて感じているそうです。

自分のキャリアを客観的に見るためには、市場の評価を受けるのが一番です。Aさんのように、転職の有無はともかく毎年職務経歴書を更新している、という方をもう1人知っていますが、やはり自らのキャリアにしっかりと責任を持っており、人間的にも魅力的な方でした。

職務経歴書を自己評価に使う

また職務経歴書があまり更新できないと、その年を反省して、次の年に頑張ろうと考えるそうです。

職務経歴書を通じて、他者評価だけでなく自己評価を得ているということですね。職務経歴書では、自分の仕事を数字に落とさないといけません。

普段、数字を意識して仕事をしているつもりでも、いざ書こうとすると困ってしまうことがあります。毎年更新することで、自分の一年を評価することになります。

歳を取るというマイナスを取り返しているか?

労働市場においては、歳を取るということはマイナスに働きます。

一歳、歳を取ったことによる市場価値のマイナスに対して、市場価値のプラスが追いつくように仕事をする。もしそれができなかったら、来年、今年の分も上乗せすると考える。

自分のキャリアに責任を持つ、というのはこういうことなんだな、と思いました。自分もかくありたい。