若手メンバーがアクシスの中核に育ち、彼らの下で働けるようになったらいいですね。
(田畑孝)

アクシスの若手キャリアコンサルタントたちを率いるのが田畑孝。リーダーとしての評価は極めて高く、あの仕事を任せられるのは彼だけだと、重鎮からも太鼓判を押されている。一方でプレイングマネージャーとして活躍する田畑は、自身とアクシスの将来をどのように考えているのだろうか。

田畑孝

システムエンジニアとして

-元々田畑さんは、エンジニアとしてキャリアをスタートしたそうですね。

独立系のシステムインテグレーターに入社した後、銀行に常駐して勘定系システムを扱っていました。

大学は経営学部だったのですが、就職のときは手に職をつけたいと考えていました。エンジニアとしてのスキルは会社に入ってから身につけました。要件定義をして基本設計をして、メンバーに作業指示を出して進捗管理といった感じです。

-リーダーになったのは何年目からですか?

三年目くらいだったと思います。

-かなり早いですね。どのような点が高く評価されたのでしょう?

200人くらいの同期の中では、少し早かったかもしれません。自分がリーダーに向いているとはまったく思っていなかったのですが。心がけていたのは、クライアントが出した要件をきちんと咀嚼するということと、きちんと納期を守ることくらいです。

-勘定系は特に正確さが要求される領域だと思いますが、やはり多忙でしたか?

常駐していたのが大手銀行だったので、ガバナンスはしっかりしていました。ただ、この業界の常として人が休んでいるときにシステム稼働をしますから、入社から五年間、正月、ゴールデンウィーク、お盆の時期は休みがありませんでした。

勘定系システムは会計の知識も不可欠。その習得も大変でした。バグも絶対に許されないので、念入りにチェックしてテストします。やるべきことをきちんとやるという自分の基本姿勢が身についたのは、この時期だと思います。

転職しようと思った理由

-システムエンジニアとしてキャリアを積んだあと、七年目に転職。どのような思いで新天地を求めたのでしょうか?

自社プロダクトを持った企業ではなく、独立系のシステムインテグレーターを就職先に選んだのは、様々なシステムを手がけられると考えたからです。でも働きはじめると、ずっと金融畑を歩むことがわかってきた。別の世界が見てみたいと思うようになりました。

-人材業界を志望したのはどうしてですか?

私自身、人材紹介会社を通して転職活動を始めたのですが、そこで初めてキャリアコンサルタントという仕事を意識するようになりました。

振り返れば、SEとして多くのパートナー企業と一緒に仕事をする中で、もっと力を発揮できる仕事やポジションがあるのではないか?という人たちをたくさん見てきました。もし彼らが他の選択をすると、どんなキャリアを歩んでいけるのだろう?そんな漠然とした思いがありました。それで人材紹介会社に絞って活動をすることにしたんです。

アクシスコンサルティングへ

-そしてアクシスに出会います。

エージェントからの紹介でした。最後にとっておきの会社があると、アクシスを見せられたんです。

-常とう手段ですね。

見事に引っかかりました。面接官は荒木田だったのですが、なぜかその場で大手外資のシステムインテグレーターへ転職を勧められたんです。冗談だと思って、アクシスに対する熱い思いを訴えて、無事入社できたのですが・・・。後で聞いたら、結構本気だったようです。彼なら選考に通りそうだと。

-それにしても大きなチャレンジですよね。

キャリアチェンジになるので、難しいとは思っていました。ただ、転職活動をはじめる前日に退職願を出していたのでやるしかなかったんです。

-アクシスは大企業ではありませんが、不安はありませんでしたか?

それはまったく気にしませんでした。むしろベンチャー志向があった。当時アクシスはまだ創業4年目くらい。まだまだ伸びそうだと思いましたし、大きい会社で帰属意識が薄いまま働くのではなく、小規模のところで成長に携わりたいと考えていました。

キャリアコンサルタントの仕事

-実際に入社してみてどうでしたか?

あまりに若くてイケイケの会社は望んでいませんでした。今でこそアクシスも新卒の若手がいますが、当時は割と落ち着いた人が多かった。その点はよかったです。

また前職の経験がとても役に立ちました。IT業界からコンサルティング業界に挑戦する方をサポートすることが多いので。気持ちもわかるし、仕事の進め方もわかっています。あとは、銀行系のかっちりした業務に携わってきたので、自分の仕事のフローがしっかりできていました。これは現在も活きています。

-逆にキャリアコンサルタントの難しい点は?

最初は大変でした。辛かった。エンジニアは正しい手順を踏めば、正しい結果が出ます。でも、この仕事はめぐりあわせのようなところがあって、自分に決定権がない。あいまいな状況に耐えないといけない。

それでも何とかしなければ、と求人と求職者の情報をすべて頭の中に入れていました。まだ一人前のキャリアコンサルタントではないと思っていますが、常に個人の目標は達成してきました。

-たくさんの経験を積まれているので、エピソードもいろいろありそうですね。

失敗談としては、私がアクシスへ入社して間もない頃にご担当させていただいた方で、企業様の面接も軽々とクリアしてこれは間違いないと思われたのですが、なぜか最後に企業様側の都合で落とされてしまったことがありました。企業様側からも内定方向と言われていた為、ご本人様にもその旨を伝えてしまっていたので気まずくて・・・。結局その方は、他の人材紹介会社経由でお仕事が決まりました。

うれしかったのは、部下のサポートで求職者様との面談に同席した時のこと。ある企業様を一緒になって勧めたことがありました。エンジニア出身の自分にはいろいろ思うところがあった案件だったんです。結果、興味を持っていただき、入社が決まりました。その方は、今も活躍していらっしゃいます。

リーダーとして

-部下のお話が出ましたが、田畑さんは、アクシスの若手キャリアコンサルタントのリーダーという顔もお持ちです。

大変な部分から言ってしまうと、プレイングマネージャーという立場なので、私自身もひとりのキャリアコンサルタントとして、結果を出す必要があります。両立は難しいし、100%部下に向き合えてないな、と悩むこともあります。

一方で、アクシスの若手は、皆純粋で前向きなメンバーばかり。彼らのおかげで、マネジメント業務そのものを大変だと思うことはありません。

-ベテランのキャリアコンサルタントたちからも、田畑さんのリーダーシップは高く評価されています。あの仕事は彼にしかできない、という声をインタビューで何度も聞きました。

若手が成長して、さらにその下の面倒を見られる人間が出てきたときには、またキャリアコンサルタントに専念したい、という気持ちもあります。それまではマネジメントを続けていきたいと考えていますが。

五年後、彼らがアクシスの中核になっていてほしいですね。そして、彼らの下で自分が働けたらいいと思います(笑)。私自身はどんな仕事でも楽しめるほうなので。マネジメントでもスペシャリストでも、あるいはグループ会社のJCMSの仕事でも歓迎です。

-アクシスコンサルティングという会社は、田畑さんに合っていると思いますか?

カルチャーは私が入社したときと比べ、少し変わりました。やはり新卒や若手が増えたことが大きいと思います。より真面目になりました。変わらない点は、仕事に全力で向き合える環境がある。上下関係や、不必要な人間関係がない。目の前のお客様に向き合えるのが素晴らしいですね。

田畑孝

阪神ファンの田畑の趣味は、義父に誘われて始めたソフトボール。小学校のグラウンドを借りて練習している。目下の悩みはチームの六十歳という平均年齢。三、四十代が田畑を含めて二人しかおらず、十年後がまったく見えないのだという。

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